こんにちは、@ポジりすです!
「基本情報技術者試験受けることになったけど、基本情報って何?」と悩んでいませんか?
そんな方に向けて、「この記事を読めば、基本情報技術者試験の概要全てがわかる」ように、記事を書きました!

- 基本情報技術者試験(FE)の全体像
- FEの合格率
- FEの試験範囲、配点
- FEの受験料、申し込み方法
- FEの試験会場
- (NEW)FEのCBT方式とは
- FEのメリット

こんな内容を解決できる記事を作成しました!
僕は現在社会人2年目で、2019年秋試験で基本情報技術者試験に合格しました。
記事前半では基本情報技術者試験の概要、記事後半では僕の勉強法について解説します!!!
簡単な自己紹介をさせていただくと、僕は経営学部というエンジニアとは無関係の大学に通っていました。そんな僕が、大学4年でIT企業に就職し、会社で必須であった「基本情報技術者試験」と「応用情報技術者試験」を独学で一発で合格できたメソッドについて紹介しています。
基本情報技術者試験(FE)とは?

まず、最初に基本情報技術者試験の概要を解説します!
基本情報技術者試験とは、通称FEと呼ばれ、ITエンジニアの登竜門とする資格であります。IT分野について、基本的な知識を身につけた証明ができ、経済産業省も認定している国家試験です。
対象者
IPA情報処理推進機構によると、基本情報技術者試験の対象者とは、
ITエンジニアとしてキャリアをスタートするには、まず基本情報技術者試験から受験することをお勧めします。しっかりとした基礎を身に付けることにより、その後の応用力の幅が格段に広がります。
1.対象者像
高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者
IPA情報処理推進機構 より引用
と、ITエンジニアが最初に挑戦する国家資格となっています。
僕と同じように、IT企業に就職するために試験を受ける方やプログラマーやシステムエンジニアの1〜2年目の方が多いようです。
しかし、文系の僕からすると、基本情報技術試験より応用情報技術者試験の方が簡単に感じました!詳しくはこちらの記事で応用情報者試験について解説しています。
難易度
午前、午後試験共に、100点中60点以上で合格です。
過去の推移を見ると、平均21%〜28%の合格率となっております。
応募者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
29年秋期 | 76,717人 | 56,377人 | 12,313人 | 21.8% |
30年春期 | 73,581人 | 51,377人 | 14,829人 | 28.9% |
30年秋期 | 82,347人 | 60,004人 | 13,723人 | 22.9% |
31年春期 | 77,470人 | 54,686人 | 12,155人 | 22.2% |
元年秋期 | 91,700人 | 66,870人 | 19,069人 | 28.5% |
こうしてみると、合格率が低く難易度が高いのではと思われますが、しっかり対策して勉強を行えば、独学でもIT未経験でも一発合格は可能です!!!!
基本情報技術者試験(FE)の試験範囲、配点
基本情報技術者試験は、午前試験と午後試験で分かれています。両方とも2時間30分です。
特に、午後試験はセンター試験並みに時間がなく急かせれる試験となっています。
午前試験で出題されるのは、
テクノロジ系が問1~50までで計50問、マネジメント系が問51~60で計10問、ストラテジ系が問61~80までの計20問で合計80問です。1問1.25点に換算した100点満点です。
内容としては、インターネットの知識、データベース、ネットワーク、情報セキュリティなどIT基礎知識が問われます。
詳しくはこちら→https://www.jitec.ipa.go.jp/1_13download/syllabus_fe_ver7_0.pdf
また、午後試験で出題されるのは、
〔見直し後〕
IPA公式ページ https://www.ipa.go.jp/about/press/20190124.htmlより引用
と、午前試験の内容を少し発展させた長文問題、アルゴリズム問題、プログラミング言語問題が試験範囲となっています。
また、2020年春試験から情報セキュリティ1題、アルゴリズム1題、ソフトフェア開発から1題、選択2題の形式となっていて、配点も必須箇所が高くなっています。
そのため、僕が受けた時と違い、情報セキュリティ、アルゴリズム、ソフトフェア開発の比重が高くなっているので、これらは重点的に勉強しないといけません。
基本情報技術者試験(FE)の受験料、申し込み方法
基本情報技術者試験の受験料は、5700円(税込)です。
僕の会社とかでは、合格すれば受験料を負担する制度があったので、会社に確認してみてもいいかもしれません。
申し込み方法としては、インターネットでの申し込みが一般的だと思われます。
僕は、以下のURLから申し込みしたので、気になる方はチェックしてみて下さい!
URL→https://www.jitec.ipa.go.jp/
基本情報技術者試験(FE)の試験会場
僕の場合、大学近くの渋谷を選択したら、TKPセンターみたいなところが試験会場でした。
ただ、2021年からのCBT方式で、試験はテストセンターで受けるみたいなので、以下で会場検索してみるといいです!!
URL→http://pf.prometric-jp.com/testlist/fe/reserve.html
(NEW)基本情報技術者試験(FE)のCBT方式とは
僕が受けていた2019年秋試験まではマークシート方式が採用されていましたが、
今後はコロナウイルスの影響により、CBT方式が採用されるようになりました。
CBT方式とは、パソコンを用いた制度で、午前と午後の試験を別日に受験できるそうです。
例えば、午前試験を1月20日、午後試験を2月10日などで受験できます。
間を空ければそれぞれの勉強に注力ができるので、普段の試験よりもいいかもしれないですね!
また、友達から聞いた感想ですが、パソコンに表示された問題をみて回答するようで、試験会場の防音もよかったと言っていました。
今までと違う点をまとめると
- 午前と午後の試験を別日に受験できる
- 紙ではなく、パソコンで回答する
です。
さらに、最新の試験で合格した方にインタビューできたので、気になる方はこちらの記事をご参考にしてください。
基本情報技術者試験(FE)のメリット
基本情報技術者試験は、就職に就学、会社で有利になる点があります。
IT企業に就職すると、まずこの資格を取らされることが大半だと思います。僕の会社の場合、基本情報技術者試験を保有していないと、昇給できない仕組みになっていました。
また、IT企業目線では、長く働ける人材が欲しいため、IT未経験の中でもITについて勉強している人を採用しようとします。
そこで、仮に就職前に取得していたら、面接時に大きなアピールとなるでしょう。
基本情報技術者試験(FE)のおすすめ参考書
最後に、僕が合格の時に使用していた参考書について紹介します!
キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者
まずは、午前試験対策として、このキタミ式イラストIT塾 基本情報技術者をおすすめします。
なぜこちらをおすすめするのかというと、IT初心者にとてもわかりやすい図式で説明しているからです。
詳しくは、こちらの記事でまとめています。
うかる! 基本情報技術者 [午後・アルゴリズム編]
午後試験のアルゴリズム対策本に、この「うかる! 基本情報技術者 [午後・アルゴリズム編]」をおすすめします。
アルゴリズムに関しては、さまざまな問題を解きながら学習していく方法をおすすめします。この本は難易度が段階的で、範囲を網羅的に学習することができるので、おすすめです。
僕は実際にこの本を学習し、本番で9割取れるまでになりました!
うかる! 基本情報技術者 [午後・表計算編]
次に対策として必要なのは、言語の分野の対策本です。言語の分野は、JavaやC言語、表計算などがあります。その中でIT初心者の多くの方は表計算を選ばれると思います。
今回は、表計算を選ばれる方向けに参考書を紹介します。表計算の学習のためにおすすめするのはこちらのうかる! 基本情報技術者 [午後・表計算編]です。
この本もアルゴリズムと同じシリーズの本です。僕は正直、表計算のこの本を買いませんでした。独学で勉強しようとした結果、本番では半分ほどしか点数は取れませんでした。
ただ、アルゴリズムで9割取れたので、この本もちゃんと勉強すればいい点数が取れたのだろうと思います。
以上、3冊が僕のおすすめの参考書です。
ちなみに、この3冊の参考書を使った、具体的な勉強スケジュールについては、こちらで紹介しています。
まとめ:基本情報技術者試験をカンタン解説!
最後にもう一度内容を確認しましょう。
上記を意識して、今回紹介した参考書を使って合格を目指してください!!
皆様のお力に微力でも貢献できたら幸いです。
その際は、ぜひこちらのtwitterに報告いただけると嬉しいです。。。。
今回紹介した参考書
この記事を読んだ方におすすめの記事は、こちらです。
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