こんにちは、@ポジりすです!
「応用情報受けることになったけど、応用情報って何?」と悩んでいませんか?
そんな方に向けて、「この記事を読めば、応用情報技術者試験の概要全てがわかる」ように、記事を書きました!
- 応用情報技術者試験(AP)の全体像
- APの合格率
- APの試験範囲、配点
- APの受験料、申し込み方法
- APの試験会場
- APのメリット
こんな内容を解決できる記事を作成しました!
僕は現在社会人3年目で、2020年秋試験で応用情報技術者試験に合格しました。
記事前半では応用情報技術者試験の概要、記事後半では僕の勉強法について解説します!!!
簡単な自己紹介をさせていただくと、僕は経営学部というエンジニアとは無関係の大学に通っていました。そんな僕が、大学4年でIT企業に就職し、会社で必須であった「基本情報技術者試験」と「応用情報技術者試験」を独学で一発で合格できたメソッドについて紹介しています。
応用情報技術者試験(FE)とは?
まず、最初に簡単な応用情報技術者試験の概要を解説します!
応用情報技術者試験とは、通称APと呼ばれ、高度ITエンジニアのための資格であります。IT分野について、応用的な知識を身につけた証明ができ、経済産業省も認定している国家試験です。
対象者
IPA情報処理推進機構によると、応用情報技術者試験の対象者とは、
ITエンジニアとしてのレベルアップを図るには、応用情報技術者試験がお勧めです。技術から管理、経営まで、幅広い知識と応用力が身に付き、システム開発、IT基盤構築などの局面で、高いパフォーマンスを発揮することができます。
1.対象者像
高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者
IPA情報処理推進機構 より引用
と、かなりITエンジニアで評価される国家資格となっています。
ですが!!!!文系の僕からすると、基本情報技術試験より応用情報技術者試験の方が簡単に感じました!あまり、構えずに気楽に考えた方がいいです。
それでも、基本情報より世間的には評価されており、僕の会社では2万円ほど奨励金が貰えました!!(かなり評価されていると思います、、、、)
難易度
午前、午後試験共に、100点中60点以上で合格です。
過去の推移を見ると、平均21%〜24%の合格率となっております。
応募者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
31年春期 | 48,804人 | 30,710人 | 6,605人 | 21.5% |
1年秋期 | 50,643人 | 32,845人 | 7,555人 | 23.0% |
2年秋期 | 42,393人 | 29,024人 | 6,807人 | 23.5% |
3年春期 | 41,415人 | 26,185人 | 6,287人 | 24.0% |
3年秋期 | 48,270人 | 33,513人 | 7,719人 | 23.0% |
4年春期 | 49,171人 | 32,189人 | 7,827人 | 24.3% |
こうしてみると、合格率が低く難易度が高いのではと思われますが、しっかり対策して勉強を行えば、独学でもIT未経験でも一発合格は可能です!!!!
応用情報技術者試験(AP)の試験範囲、配点
応用情報技術者試験は、午前試験と午後試験で分かれています。両方とも2時間30分です。
特に、午後試験はセンター試験並みに時間がなく急かせれる試験となっています。
午前試験で出題されるのは、
テクノロジ系が問1~50までで計50問、マネジメント系が問51~60で計10問、ストラテジ系が問61~80までの計20問で合計80問です。1問1.25点に換算した100点満点です。
内容としては、インターネットの知識、データベース、ネットワーク、情報セキュリティなどIT基礎知識が問われます。
詳しくはこちら→https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/_index_hanni_skill.html
また、午後試験で出題されるのは、
分 野 | 問1 | 問4-11 |
①経営戦略 ,情報戦略 ,戦略立案・コンサルティング技法 | ◯ | |
②システムアーキテクチャ | ○ | |
③ネットワーク | ○ | |
④データベース | ○ | |
⑤組込みシステム開発 | ○ | |
⑥情報システム開発 | ○ | |
⑦プログラミング(アルゴリズム) | ◯ | |
⑧情報セキュリティ | ◎ | |
⑨プロジェクトマネジメント | ○ | |
⑩サービスマネジメント | ○ | |
11.システム監査 | ○ | |
出題数 | 1 | 10 |
解答数 | 1 | 4 |
このように、情報セキュリティ1題、他10題から4題の選択形式となっています。1題20点✖️5題=100点となっています。
また、午前試験の内容を発展させた長文問題が試験範囲となっています。
午後試験のポイントとしては、どの問題を選択するかが鍵になります。
応用情報技術者試験(AP)の受験料、申し込み方法
応用情報技術者試験の受験料は、7500円(税込)です。
僕の会社とかでは、合格すれば受験料を負担する制度があったので、会社に確認してみてもいいかもしれません。また、会社によっては奨励金が出るところもあります。(僕のところは2万円もらえました)
申し込み方法としては、インターネットでの申し込みが一般的だと思われます。
僕は、以下のURLから申し込みしたので、気になる方はチェックしてみて下さい!
URL→https://www.jitec.ipa.go.jp/
応用情報技術者試験(AP)の試験会場
僕の場合、横浜を選択したら、専修大学生田キャンパスが試験会場でした。
こちらのキャンパスが駅からかなり歩く場所だったので、行くのに苦労したのを覚えています。
ここは正直運なので、あきらめましょう。。。
応用情報技術者試験(AP)のメリット
応用情報技術者試験は、就職に就学、会社で有利になる点があります。
IT企業に就職すると、まず基本情報技術者試験の資格を取らされることが大半だと思います。僕の会社の場合、基本情報技術者試験を保有していないと、昇給できない仕組みになっていました。
一方で、応用情報技術者試験は基本情報技術者試験より評価が高く、取得は任意であるにも関わらず、難易度は互角であると言えます。
そのため、この応用情報技術者試験は取得しておけば、できる人材として評価されるでしょう。
また、IT企業目線では、長く働ける人材が欲しいため、IT未経験の中でもITについて勉強している人を採用しようとします。
そこで、仮に就職前に取得していたら、面接時に大きなアピールとなるでしょう。
応用情報技術者試験(AP)のおすすめ参考書
最後に、僕が合格の時に使用していた参考書について紹介します!
キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者
まずは、午前試験対策として、このキタミ式イラストIT塾 基本情報技術者をおすすめします。
なぜこちらをおすすめするのかというと、IT初心者にとてもわかりやすい図式で説明しているからです。
応用情報の午前対策のメイン参考書は、この一冊を完璧にしていれば大丈夫です。応用情報とはいえ、基本情報の延長なので似ているような問題がちょくちょく出題されます!!
応用情報技術者合格教本
ただ、過去問をやっていると、これってどういう意味なんだろうという単語がちょくちょく出てきます。そんな時、辞書代わりに使ってわかりやすいのが、こちらの本です。
結構分厚いので、これを全て暗記しようとするのではなく、「過去問解く→わからない問題の周辺を本で頭の中を整理」というような感じで使っていました。
応用情報技術者午後問題の重点対策
最後に、午後対策として使っていたのが、この「応用情報技術者午後問題の重点対策」です。
会社から支給されたこともあって、僕はこちらで勉強しました。
午後対策って、年度ごとにばらつきがあったりして対策しにくいのですが、この本は出題項目ごとに分かれているので満遍なく学習できます。そのため、過去問を解けるし、幅広く対策できるのでおすすめです。
以上、3冊が僕のおすすめの参考書です。
ちなみに、この3冊の参考書を使った、具体的な勉強スケジュールについては、こちらで紹介しています。
まとめ:応用情報技術者試験をカンタン解説!
最後にもう一度内容を確認しましょう。
- 対象者
- IT企業に就職するために試験を受ける方やプログラマーやシステムエンジニアの方
- 難易度
- 平均21%〜24%の合格率
- 試験範囲
- インターネットの知識、データベース、ネットワーク、情報セキュリティなどIT基礎知識(https://www.jitec.ipa.go.jp/1_13download/youkou_ver4_6.pdf)
- 配点
- 午後試験は、情報セキュリティ必須の各20点×5題
- 受験料
- 7500円(税込)
- 申し込み方法
- 試験会場
- 希望の地域近くの試験会場
- オススメ参考書
- キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者
- 応用情報技術者合格教本
- 応用情報技術者午後問題の重点対策
上記を意識して、今回紹介した参考書を使って合格を目指してください!!
皆様のお力に微力でも貢献できたら幸いです。
その際は、ぜひこちらのtwitterに報告いただけると嬉しいです。。。。