【独学1ヶ月】基本情報技術者試験の勉強時間はどのくらい必要か?〜社会人でも1ヶ月で合格できる方法を公開!〜

基本情報技術者試験

こんにちは、@ポジりすです!

「基本情報(FE)受けることになったけど、どう勉強すればいいかわからない」と悩んでいませんか?

そんな方に向けて、「独学1ヶ月で合格した勉強法」について、記事を書きました!

この記事で解決できる内容

りす
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  • 基本技術者試験の勉強時間はどのくらい必要か?
  • どのような勉強をすれば合格できるか?
  • 独学でも合格は可能か
ポジりす
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こんな内容を解決できる記事を作成しました!

僕は現在社会人2年目で、2019年秋試験で基本情報技術者試験に合格しました。

本記事で紹介する勉強法を使えば、独学でも1ヶ月で合格できる方法を学べます!!

というのも、僕が大学4年生の時に独学で基本情報技術者試験に合格したからです。

記事前半では基本情報技術者試験の概要、記事後半では僕の勉強法について解説します!!!

簡単な自己紹介をさせていただくと、僕は経営学部というエンジニアとは無関係の大学に通っていました。そんな僕が、大学4年でIT企業に就職し、会社で必須であった「基本情報技術者試験」と「応用情報技術者試験」を独学で一発で合格できたメソッドについて紹介しています。

基本情報技術者試験(FE)とは?

ポジりす
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まず、簡単な基本情報技術者試験の概要を解説します!

概要を知っている方は、僕の勉強法まで飛んでください!!

対象者

IPA情報処理推進機構によると、基本情報技術者試験の対象者とは、

ITエンジニアとしてキャリアをスタートするには、まず基本情報技術者試験から受験することをお勧めします。しっかりとした基礎を身に付けることにより、その後の応用力の幅が格段に広がります。

1.対象者像

高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者

IPA情報処理推進機構 より引用

と、ITエンジニアにとって登竜門となっている国家資格となっています。

僕と同じように、IT企業に就職することになり、試験を受ける方が多いようです。

しかし、文系の僕からすると、基本情報技術試験より応用情報技術者試験の方が簡単に感じました!

詳しくはこちらの記事で、応用情報者試験について解説してます。

難易度


午前、午後試験共に、100点中60点以上で合格です。

過去の推移を見ると、平均21%〜28%の合格率となっております。

応募者数受験者数合格者数合格率
29年秋期76,717人56,377人12,313人21.8%
30年春期73,581人51,377人14,829人28.9%
30年秋期82,347人60,004人13,723人22.9%
31年春期77,470人54,686人12,155人22.2%
元年秋期91,700人66,870人19,069人28.5%
(過去三年間の公式IPA発表)

こうしてみると、合格率が低く難易度が高いのではと思われますが、しっかり対策して勉強を行えば独学でもIT未経験でも一発合格は可能です!!!!

以下の記事で、基本情報の難易度と挫折ポイントについて、詳しく紹介しています!

僕の勉強法

ポジりす
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さて、概要を読んでいただいた方、ありがとうございました。

ここからは、僕の勉強法について紹介していきます。

前提

まず、この記事を読んでくださる方々にイメージしていただけるように、合格1ヶ月前の僕のスペックについて紹介します。

  • 大学4年生で、IT未経験
  • 大学受験時の国語の偏差値50程度(あまり関係ないかもしれないですが、、、)
  • 文系の経営学部出身

と、試験を受ける前はITについて全く知りませんでした。

ただ、僕の場合、大学生ということもあり時間がありました。そのため、時間を確保できれば独学1ヶ月でも可能ですが、社会人で勉強をしながら1ヶ月で合格することは難しいと思います。

また、もし仮にIT初心者からスタートするなら、応用情報技術者試験から受けることもおすすめしています。気になる方は、こちらを参考にしてください。

勉強時間目安

僕は試験の約1ヶ月前から試験勉強開始して、100時間程度の勉強時間でした。

最初の1.2周目は週4日で5〜7時間、直前は10時間程度約100時間(バイトや用事があったので不定期)

「大学4年生で比較的暇」ということもあり、1ヶ月間フルコミットしてました!!!余裕を持って勉強したい方は、早めに始めるといいですね!

僕の性格上、1ヶ月前にならないと集中できなかったので、1ヶ月前になったらスケジュールを決めて強い意思を持って勉強してました!

*強い意志がない方は、資格試験やスクールで勉強をする方法をおすすめします。

さらに詳しい1ヶ月スケジュールに関しては、こちらです。

午前対策

使用した教材

僕は、IT未経験でもわかりやすく読める本重視で、まずこの1冊を購入しました!!!

この本はかなり有名でユーザからの信頼が厚く、超初心者向けの参考書でした。イラストがとてもわかりやすく、挫折しやすい方には特におすすめです!

基本的には、この本をメインに使っていきます。

結構分厚いので、最初に1周を読んだら、「過去問解く→わからない問題の周辺を参考書で頭の中を整理する」というような感じで勉強していきます!

参考書を読み込むのではなく、過去問をメインとして学習しよう!

以下で、この本のレビューを書いていますので、ぜひチェックしてみてください!

使用したアプリ

基本情報技術者試験の勉強は、過去問がメインとなるのですが、僕はiPadにこれをダウンロードして学習していました!

【令和2年春対応】基本情報技術者試験 午前問題集

【令和2年春対応】基本情報技術者試験 午前問題集

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スマホで手軽に確認できたり、間違えた問題をチェックできたりと、僕はこのアプリで午前問題の対策を行いました。

以下で、アプリのレビューをしているので、気になる方はチェックしてみてください!

勉強法

ポジりす
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参考書、アプリが整ったら、いざ勉強スタートです!

さて、午前試験の勉強法について解説します。

  1. キタミ式イラストIT塾基本情報技術者 令和03年 /技術評論社/きたみりゅうじを1周する
  2. 【令和2年春対応】基本情報技術者試験 午前問‪集‬ のアプリで過去問を解く
  3. 間違った問題をチェックし、該当箇所参考書で調べ、頭の中を整理する。
  4. 過去問を最低8回分繰り返す
  1. キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 令和03年 [ きたみりゅうじ ]を1周する

まず、僕が実際に使っていた、こちらの本を一周します。できるだけ時間をかけずに、大枠をつかむ程度で大丈夫です。

  1. 【令和2年春対応】基本情報技術者試験 午前問題‪集‬ のアプリで過去問を解く
  2. 間違った問題をチェックし、該当箇所を参考書で調べ、頭の中を整理する。

iPadやスマホにダウンロードしたこのアプリを使って、最初の1週間は1日半回分を目標に学習します。間違えた箇所はアプリのチェックボックスを付けておいて、試験が近くなったら再度復習します。

  1. 過去問最低8回分繰り返す

安定して7割以上取れるまでは、継続して過去問を解くことをおすすめします。何度も解いていると、似たような問題がたくさん出てくるので、正答率は自ずと上昇していきます!!僕の場合、最終的に10回分は過去問を解きまし

以上を繰り返し行えば、午前対策としてはバッチリです!

午前対策と同時並行で、午後対策を行うことも心がけましょう!!!!

午後対策

使用した教材

上記の参考書だけでは、午後試験対策まではできません。そこで、僕が実際に購入した2冊を紹介します。

まず、アルゴリズム対策本として買ったのがこちらです。

うかる!基本情報技術者午後・アルゴリズム編 福嶋先生の集中ゼミ 2021年版 /日経BPM(日本経済新聞出版本部)/福嶋宏訓

アルゴリズムに関しては、さまざまな問題を解きながら学習していく方法をおすすめします。この本は難易度が段階的で、範囲を網羅的に学習することができるので、おすすめです。

僕は実際にこの本でアルゴリズムを学習し、本番で9割取れるまでになりました!

以下で、この本のレビューをしているので、気になる方はチェックしてみてください!

次に対策として必要なのは、言語の分野の表計算です。

今回は、文系IT未経験向けに書いていますので、その方は表計算を選ばれると思います。

表計算の学習のためにおすすめするのはこちらです。

うかる!基本情報技術者午後・表計算編 /日経BPM(日本経済新聞出版本部)/岡嶋裕史

この本もアルゴリズムと同じシリーズ本です。僕は正直、表計算のこの本を買いませんでした。独学で勉強しようとした結果、本番では半分ほどしか点数は取れませんでした。

ただ、アルゴリズムで9割取れたので、この本もちゃんと勉強すればいい点数が取れたのだろうと思います。

使用した過去問

上記2つを学習した後に、過去問題集を解いていくと思います。

僕の場合、サイトにある過去問題集を使って解いていました。上記2つの本でアルゴリズムや表計算を学習するなら、下記の本は必要ないと思います。

ですが一方で、過去問題集の本を買って勉強をする方法もあるかと思います。

その際におすすめするのが、この本です。

過去問って、年度ごとにばらつきがあったりして対策しにくいのですが、この本は出題項目ごとに分かれているので満遍なく学習できます。そのため、過去問を幅広く対策できるのでおすすめです。

僕はこの本のシリーズを応用情報技術者試験の学習の際に使用してました。

勉強法

ポジりす
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午後試験の対策は、どの出題項目に絞るかが鍵です!

本題に入る前に、最近配点割合が変更されていたので、そこをチェックします。

〔見直し前〕
2019年秋期試験以前

〔見直し後〕
2020年春期試験以降

IPA公式ページ https://www.ipa.go.jp/about/press/20190124.htmlより引用

このように、2020年春試験から情報セキュリティ1題、アルゴリズム1題、ソフトフェア開発から1題、選択2題の形式となっています。

さらに、僕が受けた時と違い、情報セキュリティ、アルゴリズム、ソフトフェア開発の比重が高くなっているので、これらは重点的に勉強しないといけません。

ここで、ポイントとなるのは、ソフトフェア開発でどの問題を選択するかは早いうちに決定したほうがいいです。

もし迷っている方がいるなら、プログラミングに興味がない・見たくもない方は表計算、それ以外は好きなプログラミング言語を選択すると良いでしょう。

学習すべき場所が決まれば、あとはひたすらに問題を解いていきましょう。

順序としては、

  • 過去問を1年分解いてみる
  • アルゴリズム・表計算の本で学習する
  • 過去問を通しで5回分は解く
  • 午後試験の問題で午前試験も対策する

午後対策は、いかに絞って学習するかが合格への鍵!

補足

ポジりす
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試験日まで時間に余裕がある方、意志が弱い方は以下のスクールなどに通われることをおすすめします!!!

まとめ:基本情報技術者試験合格に必要な勉強時間は?

上記で紹介した勉強方法を実践していただくと、大学生なら基本情報技術者試験に独学1ヶ月で合格することができます。社会人であれば独学3ヶ月を目安にしてください。

最後にもう一度内容を確認しましょう。

まとめ
  • IT初心者でも、勉強時間100時間で合格可能
  • 午前対策は、過去問メインで学習する
  • 午後対策は、とにかく的をできるだけ早く絞って学習する

上記を意識して、今回紹介した参考書を使って合格を目指してください!!

皆様のお力に微力でも貢献できたら幸いです。

その際は、ぜひこちらのtwitterに報告いただけると嬉しいです。。。。

今回紹介した参考書

この記事を読んだ方におすすめの記事は、こちらです。

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